Home新築購入体験談(その1)〜計画と結果編〜

新築購入体験談(その1)〜計画と結果編〜

関東某所に3階建て新築を購入し2022年8月から住み始めました。
家族構成は私=夫(35歳)、妻(30歳)、娘(2歳)、娘(0歳)。
家購入の際に体験したこと・学んだことを3部にまとめて紹介します。

その1:「新築購入の計画と結果」(本記事)
その2:「土地探しの方法」
その3:「実際に住んで見てわかったこと」

新築を購入したきっかけは?

①当時住んでいた1LDKのアパートが手狭になってきた
子供がはいはいでよく動きまわったり、おもちゃも増えてきて1LDKでは限界を迎えた。


②住宅ローン減税が改悪になりそう
家を探し始めたのが2021年8月頃で、住宅ローン控除1%/13年が終わる時期でした。
どんどん改悪されるのがわかり家探しがスタートしました。


③家の建築費が高騰し始めていた
新型コロナウイルスや原油高、ロシアのウクライナ進行により家の建築費が高騰し始めていました。
当分は安くなる見込みがないことで購入を決断しました。

メモ
②③は予算にかかわる死活問題。
家を購入予定の人は買うタイミングに注意必要で、政治ニュースを普段から確認しましょう。

まず最初に家の希望条件を決定

お金がたくさんあればたくさん要望があっても大丈夫なのですが笑、
我が家では夫婦で話し合って家(土地と建物)の希望条件を下記の9個に絞りました。
土地の希望条件4つと建物の希望条件5つを紹介します。

メモ
今振り返るとこの「希望条件を決める」ことが1番大切でした。
どんな家が欲しいのかを夫婦で話し合い・整理することで満足度の高い家選びができました。
<注意>
家選びを始めると「家の価格問題」に直面します。
少しでも安く抑えようと希望条件をどんどん削っていきます。
しかし最低1つは譲れない条件を入れましょう。
譲れない条件が無いと家への愛着が沸きません。
土地の希望条件
項目内容 or 理由
①職場/駅が近い職場/駅までは自転車でそれぞれ30分/15分以内。
②南向き(日当たりが良い)家庭菜園をしたい/明るい家に住みたい
③50年後も繁栄している地域バス・電車や電気・ガス・水道の供給が不便になるのがいや
④洪水等の自然災害が少ない安心して長く住みたい

【補足】
①:家と職場は近すぎると困る(休日に会社の人と会う可能性あり)ので少し距離を保ちました。
駅は毎日の往復になるので、近いほど良いですが土地の値段が高くなります。
夫婦ともに実家が駅近ではなかったので自転車で15分以内なら十分と納得。


②:子供と家庭菜園の収穫をするのが夢。日当たりのいい南向き希望。
朝日が差し込んだり、日中も明るい家に住みたかった。


③:近い将来、人口減少(少子高齢化)の影響で住居インフラが悪化する
(バスの本数が減る、電気・ガス・水道の値段が上昇)可能性があります。
これを避けるために人口減少しにくい大都市を希望しました。


④:近年、地球温暖化によって河川の氾濫・洪水が増えています。
ハザードマップ等を確認して安心して住める場所を探しました。

メモ
優先順位は①→③→④→②。
やはり駅/職場との距離が優先順位が1位。
建物の希望条件
項目内容 or 理由
⑤戸建てマンションの人間関係トラブルがいや
⑥ランドリールームとパントリー家事の手間を軽くしたい
⑦3LDK以上子供2人欲しい
⑧2階建て3階建ては移動が大変
⑨耐震、断熱等の性能が良い安全性、光熱費抑制のため

【補足】
⑤:マンションは隣人との騒音トラブルの可能性がある。
また夫婦ともに実家が持ち家なので自然と持ち家に憧れがあった。

⑥:ランドリールームがあると洗濯・干す・タンスを1部屋で完結できる。
パントリーは常温食品を保管できる棚で、あふれがちなキッチン周りの整理整頓に役立ちます。

⑦:子供2人は欲しかったので、子供部屋2つと夫婦の寝室で3LDKを希望。

⑧:最近は狭めの土地の3階建てが増えています。
3階建てだと階段が多くて老後が心配という理由で2階建て希望。

⑨:夫婦で高性能の家に憧れていました。その中でも耐震性と高気密高断熱に注目しました。
耐震性は耐震等級3。
高気密高断熱の家とは家の構造・建て方を工夫して、室内の温度を一定に保ちやすくした家です。
このことで身体に負担をかけずに健康的な生活ができます。
またエアコンも最低限の稼動になり、光熱費を節約できます。

メモ
優先順位は⑥→⑦→⑤→⑧→⑨。
ランドリールームとパントリーは妻からの要望。
戸建で両方ある物件はなかなかないですが、実際あると本当に便利です!

土地重視?建物重視?

今までは希望条件の話で楽しかったですが、次にシビアなお金の話です。
希望条件から必要な価格を算出したところ、完全に予算オーバー。
夫婦で相談して①②のどちらかを選ぶことにしました。
①土地重視(高性能住宅はあきらめる)
②建物重視(居住エリアを少し田舎のほうにする)

結果は土地重視
理由は土地のほうが資産になるから(20年後には建物の価値は0)。
このことから注文住宅ではなく、新築探しが始まりました。

メモ
結局最後はお金の問題になります。
夫婦で何を重視するかよく相談しましょう。

【結果】家(土地と建物)の希望条件は何個叶ったか

土地と建物の希望は9個中7個叶いました。

叶わなかった内容と理由は
⑦2階建て:希望していた居住エリアで2階建ての場合、
広い土地が必要になり、金額が+1000万円になるため。

⑧耐震、断熱等の性能が良い:耐震等級は3で良かったのですが、
高気密高断熱の家にすると土地を購入して注文住宅
にする必要があり金額が+1000万円になるため。

土地と建物の希望条件は何個叶ったか
項目結果内容・詳細
①職場/駅が近い職場/駅までは自転車でそれぞれ30分/15分以内
②南向き(日当たりが良い)南向き
③50年後も繁栄している地域大都市の端っこに居住
④洪水等の自然災害が少ないハザードマップ/近隣と比較した土地の高さともに問題なし
⑤戸建て戸建てを購入
⑥ランドリールームとパントリー両方有り
⑦3LDK以上子供部屋2つと夫婦の寝室で3部屋
⑧2階建て×予算上不可(+1000万円)
⑨耐震、断熱等の性能が良い耐震等級3。高気密高断熱は予算上不可(+1000万円)

全部叶わなかったのは結局お金の問題でした。
ただ、いい家に住みことができて満足しています。

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